クーラント警告灯 冷却水温度異常
997GT3で水温異常の警告出ました。
止まってると普通に上がるけど、走り出すと異常に下がりだす。
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こちらも同じ症状の出た997GT2 負荷をかけずにスムーズに流してると水温低下。 2台同じトラブルってのが問題なので、日誌にしました。
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水温計の端っこの赤色灯が点きますよ 動画はこちら ↓
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診断機で読み取ると、水温エラー 下限に満たないとあります。 オイル温度がちゃんと上がってるのに、水温はそれに比べて低いと 言ってるのだと判断しました。
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何が原因か考えていかなければなりません。 一般的にどんな車でも水温異常はままあることなので、基本は同じです。
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サーモスタットが開きっぱなしの可能性とか
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水温センサーの異常数値とか
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クーランとシャットオフバルブとか、・・・・・ クーラントシャットオフバルブって?
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どこに遮断弁を使ってるとかと言いますと ミッションの横についてる、ミッションオイルクーラー このオイルクーラーは水冷式なので、それにバルブを装着して通路を 開いたり閉じたりの制御してます。
バルブの作動動画はこちら ↓
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バキューム(負圧)を使ってバルブを動かします。 そのバキュームを制御してるのが、バキュームソレノイド 通常はエンジンかけるとバルブが作動します。
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バキュームソレノイドが壊れたせいで、シャットオフバルブが作動せず、 水温異常、冷却水温度が低すぎて、下限以下なので警告しましたよー! ってのが今回のトラブルでした。
シャットオフバルブ作動せずってことはバルブ開きっぱなし。 作動して初めて閉じる。 つまり壊れたときは安全重視で、開いたまま冷却水を通す方にしてます。 壊れて閉じたままのほうが大きな故障になるからって考えです。
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不思議だったのが、なぜミッションオイルクーラーの通路バルブが開きっぱなしになると 走ってラジエターに風が当たると、水温がどんどん下がる・・・・。 普通はサーモスタットが付いてるから、水温が上がるまでは なのに今回はサーモスタットが開いてないぐらい水温が低いのに ラジエターに風が当たると水温が異常に下がってします。 おかしいなー??
ミッションオイルクーラー水路が一周して帰る通路が、 サーモスタットをバイパスしてるってことです。 エンジン → ウォーターポンプ → ラジエター → ミッションオイルクーラー →エンジン
●サーモスタット開 エンジン → ウォーターポンプ → × エンジン
↓ ↑
ミッションオイルクーラー → エンジン
ちょっとわかりにくいですが、自分が覚えておくために残しておきましょうかね^^ 最近何でも忘れっぽくて・・・・ by zako
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