FROSCH BLOG

2015年11月アーカイブ

1

老いるクーラー オイル漏れパーツ2

 

 

CIMG0091.jpg

前々回のブログで930のオイルクーラーのオイル漏れの話しました。

今回は964版オイルクーラーが老いた話です。

 

 

 

CIMG0087.jpg

右のフロントフェンダー内部にエンジンオイルクーラー付いてます。

そのオイルクーラー付近からオイル漏れがありました。

どこから漏れてるのでしょう?

 

ちなみにTip車はここに一緒にATFオイルクーラーも付いてます。

 

 

 

 

CIMG0093.jpg

電動ファン下辺りがオイリーで湿ってます。

ポタポタとは漏れてないのでわかりにくい。

 

 

 

CIMG0306.jpg

ファンシュラウドごと外すと、オイルクーラー本体が露出しました。

色の変わって見える箇所がオイルで湿ってる部分です。

 

 

 

 

 

 

 

CIMG0305.jpg

よくあるオイルホースのカシメ部分からの漏れはありません。

現在ここから伝って下が汚れてるわけでは無さそうです。

以前オイルホース漏れの修理をして、その時の洗浄が足りずに

漏れたように見えるかもしれないので良否判定には注意しないといけません。

 

 

 

 

 

 

CIMG0312.jpg

点検の結果、オイルクーラー本体の老化による漏れだと判明。

よってオイルクーラーASSY脱着交換です。

バンパーロアカバーなどの取り外しも必要ですよ。

 

 

 

CIMG0314.jpg

CIMG0316.jpg

滲んだオイルにダストが付着して、フィンの部分をふさぎます。

当然冷却効率が落ちますね。

これはまだ全然マシな方でした。

バンパーグリルから覗いてみたらその様子が見えるので

あなたのクルマもチェックしてみては?^^

 

 

 

CIMG0317.jpg

964以降は930と違ってオイルクーラー1個で冷却です。

Hi&LOW 2段階の速度で回転する電動ファンで冷やされて

温度管理がきちんとされてます。

それでもLOW回転 ファンが回るのは105℃・・・・

ちょっと高いですよね。

改善したいものです。

その辺の話はまた今度^^

by zako

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一番身近なパートナー

  

          

CIMG0657.jpg

ドライブするとき常に握ってるステアリングホイール

一番身近に触れているものなので、とびきりのパーツを選んでみるのも

良いと思いませんか?

 

 

 

CIMG0658.jpg

紹介するのは、新品 MOMOのウッドステアリング

リベットがお洒落感を出してます。

36cmと小径でスポーツ仕様

 

 

 

CIMG0660.jpg

 
 

CIMG0662.jpg

92年にごく少量生産された限定品です。

クラシックな雰囲気でドライブも優雅に決めてみましょう。

 

 

 

CIMG0663.jpg

Porsche 356専用 ナルディ ウッド

42cm

もちろんNEW

 

 

CIMG0668.jpg
 
CIMG0674.jpg
 

CIMG0679.jpg
 

CIM675.jpg

とても綺麗な造り

めちゃくちゃかっこいいじゃないですか^^

ウッドは握ると吸い付くような感じしますよね。

おそらくこんな356用新品ナルディは他では入手できないのでは?

 

そんなマニアックでレアなパーツが山ほど眠ってる?

眠らせたらあかんけど・・・・;

大事に販売してるお店が兵庫にあります。

SPEED SHOP FⅡ (スピードショップ F2)

間違いなくお宝の山なので、いろいろ掘り出してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

CI0676.jpg

フロッシュに無造作にディスプレイ

是非握ってみてください。

 

 

 

CIM678.jpg

これも宝の一部

おじさんたちが懐かしむこと確実。

正直ザコは知らなかった;;

Hella 4004GT ミラー

 

 

 

 sdsdhsh.jpg

きっとこんな風にドレスアップパーツとして重宝してたんでしょうね^^

by zako

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

930時代まではオイルクーラー2個付き

             

 

オイル漏れがひどくなってきたことでの修理入庫です。

リフトアップすると、右側ヒートエクスチェンジャー付近から

マフラー後部にかけてオイルまみれになってます。

 

 

 

 

P3016192.jpg

かなりの範囲でドロドロな感じで、どこが原因箇所か

パッと見ではわかりませんでした。

しかしエンジンかけたままにしてると・・・・・

 

 


オイルクーラー本体内部より滴下してました。

けっこうな漏れですね。

修理が必要です。

 

 

 

P3070077.jpg

修理といっても、オイルクーラー交換になってしまいます。

やりにくいですがエンジン搭載状態で脱着できますよ。
 

930までのオイルクーラーは2個付いてまして(1個のモデルもあり)

右のフロントフェンダー内部に1つあるのと、

そこに行くまでにエンジン本体に合体されてるタイプの物で先に冷却してるんです。

964以降は右フロントフェンダー内部だけになりましたけどね。

 

 

 

 

 P3070076.jpg

エンジン上から見ると、外したカバーの中にフィンが見えます。

空冷ファンでエンジンと一緒に常時強制冷却されてます。

もちろんサーモスタットが開いてから内部に流入するようになってます。

 

 

 

 

 P3070082.jpg

へんな形をしたオイルクーラーですね。

そう言えば、ビートル時代もエンジン上部に直付のオイルクーラーを装備してました。

 

 

 

 CIMG9103.jpg

穴が3箇所開いてまして、Oリング付けて取り付けします。

 

 

 

 CIMG91012.jpg

実は、オイルクーラー内部を循環してエンジンに帰る通路側と

単に、エンジンとオイルタンクを繋ぐ役目のパイプとが

一体化したオイルクーラーになってるのでした。

 

 

 

CIMG0590.jpg

ちなみにオイルクーラー本体のタイプには種類があり、

ホースとパイプをバンド締めする72年以降のタイプと、

 

 

CIM585.jpg

ネジ締めになってる71年までのタイプがありますね。

 

 

 

 CIMG8030.jpg

また別の車ではヒートエクスチェンジャーのこの辺りが湿ってるなと。

 

 

 

 CIMG8033.jpg

オイルが滴下してる箇所が奥に見えます。

すぐ上のオイルクーラーのところの締め付け部Oリングも疑いたくはなりますが

隙間が無くて直接漏れてくる箇所を見れません;;

 

 

 

 BK560018.jpg

なので最近入手したファイバースコープカメラを挿し込んで真下から覗いてみました。

やはり、コアフィンの隙間奥から出てくるようです。

これもまたオイルクーラー内部の漏れと言う事になります。

 

 

 

 CIMG8723.jpg

 
先日、仲良く並んだナロー

可愛く見えます。

 

by zako

 

 

 

 

 

 

真っ赤な紅葉ターボフェンダー

 

           

CIMG8286.jpg

2015年 紅葉の秋

ターボボディーたちも真っ赤に染まりました。

 

 

 

 

 

CIMG8282.jpg

930ターボボディーは万人の憧れの的

スーパーカー世代にはたまらないお尻

 

 

 

 

 

CIMG8284.jpg

ターボボディーなのにリヤウィングが付いてないのは?

スピードスターターボルックですね。

930のスピードスターは圧倒的にターボルックが多く、カレラボディーは極少です。

逆に964スピードスターになるとカレラボディーしか見かけません。

なぜでしょね?不思議だ。

 

 

 

CIMG8k316.jpg

ターボウィング付き車が3台

それぞれ違いがあって特徴的な箇所があるので紹介しましょう。

 

 

 

CIMG8317.jpg

大きなオーバーライダーつきの88年ターボ

USA仕様は安全基準の関係で大きなオーバーライダー付いてます。

ナンバープレートのスペースが日本ナンバーにぴったり。

EUナンバーは付けることができませんね。

 

 

 

 

 

CIMG8318.jpg

こちらがUSA仕様以外のオーバーライダー

半分の厚さですね。

結構重いゴムの塊です。

 

 

 

 

CIMG8320.jpg

リヤのセンターガーニッシュに注目

赤色一面のタイプです。

エンジンフードにはTURBOバッヂ

 

 

 

CIMG8322.jpg

こちらのセンターガーニッシュには PORSCHEの黒い文字があります。

黒いPORSCHE文字は86年モデルまでの特徴です。

87年からは赤色一面仕様になり、リヤフォグが装備されるのもあります。

よく見ると赤いPORSCHE文字が書いてあるんですよ。

 

バンパーモールにリフレクター(反射板)が付いてるのがわかりますか?

USA仕様以外には付いてます。

 

 

 

 

 

 

CIMG8323.jpg

矢印の部分がリフレクター(反射板)なのですが、

日本の車検では位置的に不合格です。

車体最外側ラインより何センチ以内に装備と言う決まりがあるので

ターボボディーだとセンターガーニッシュのでは遠いのです

カレラボディーでは大丈夫なので、バンパーモールには反射板は付いてません。

なのでUSA仕様ターボボディー車は画像のように後付けで

車体外側に近くなる位置に反射板を貼っておく必要があるんです。

 

 

 

 

 

CIMG8321.jpg

エンジンフードに TURBOのバッヂが付いてないですね?

リヤガーニッシュには黒文字PORSCHE

つまり?

 

 

 

CIMG8319.jpg

86年 ファクトリーターボルック でした。

ポルシェ社製の純正ターボルックなのでファクトリーターボルックと呼びます。

エンジンはカレラ3.2と同じですが、ボディーやサスペンション、ブレーキなどは

全てターボと同じ装備がなされています。

ターボエンジンではないと言う事で、TURBOバッヂは付けてないのです。

by zako

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 

カレンダー < >

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

最新ブログ記事

記事カテゴリ

月別アーカイブ

ブログ内検索