ベルトプーリー、交換するのはこんな時


空冷エンジンの命のベルト ベルト以外にプーリーも交換が必要になることがあります。 ① クーラーコンプレッサーベルト ② オルタネーターベルト ③ 空冷ファンベルト
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真ん中のオルタネーターベルトが無くなってます。 発電しないのでバッテリー上がってしまいます。 この状態だと空冷ファンは回ってるので普通にエンジンはかかってますが バッテリー本体だけの走行なので、数キロ走って全部消費した後は エンジン停止しちゃいますね。 画像で白っぽくなったプーリーだけが残った状態なのがわかりますか?
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プーリの裏のベルトが面接触する部分は黒く焼けてます。 反対の表面はさっきの画像のように熱で白っぽく焼けます。 ベルト当たり面の磨耗などが原因でベルトが滑って熱を持って 最初はベルト鳴きの症状が出たりしますが最後は切れてしまうんですよ。
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こうなったらプーリーを交換しないと直せません。 古いのを再生するのはお勧めできません。
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なぜなら目視で滑りが出る前兆はわかりにくいんです。 綺麗に磨いて付けて、ベルトをちゃんと張ったつもりでも鳴いたりします。 それで更にきつくベルトを張るのは禁物です。
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こうなる前に、何かへんだな?と思ったらフロッシュまで。
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ちなみにこれはティプトロのエンジン、 発電機ベルトのプーリーは小さいタイプで、 エンジン回転に対して発電機をたくさん回してます。 MTよりエンジン回転が低めで走ることを想定して 発電量が多くなるようにしてるのでしょう。 小さく早く回ってるということは、より高速で回ることもあるし 磨耗に対して不利だと言えますね。
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こちらはMT車のプーリー。 明らかにさっきのTIPのより大きいです。 だからか?AT車に比べてMT車のプーリー交換はほとんどありません。 大きなMT車プーリー 13000円× 2枚 小さなAT車プーリー 6200円× 2枚 値段の差の意味がわかりません・・・・・ by zako
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