ポルシェにゴムひも?
73年最終のナローです。 14000kmしか走っておらず、新車当時の姿をそのまま残した、 資料としても貴重なナローです。
|
記録として残しておこうと思う箇所があります。 案外知られていないのですが、名車ポルシェであるにもかかわらず ゴム紐 がパーツとして使われてるところがあります。 ドアのポケットでゴム紐を使ってるんですよね。
|
1本のゴム紐でポケットを引っ張り閉じるようにしてあります。
|
19番 ゴム紐・ラバーストラップ 20番 ラバーホルダー この図では、通し方などの状態はわかりません。
|
新車時はどうなってるのか?以前疑問に残りました。 ドア周りを整備された後に間違った取り付け方される可能性が高く、 オリジナルの状態がわからなくなってしまったりします。 ポケット側の2箇所の穴に対して、ゴムの通し方、ホルダーの止める位置などがです。 このナローは新車からこの辺は未整備なので、誰も触ってません。 工場出荷のままと判断できます。 なので貴重な資料として残しておくのが義務と思いました。 整備書には正しいゴム紐の通し方なんて載ってないはずですから。
|
ポケットの上の穴に入り、ホルダーで止めて、あまった紐は下穴に。
|
後ろ側は穴は横に並んで開いてまして、後ろ側の穴から出てきた紐に
|
これが無いと水が室内にどんどん入ってきてしまいますよ。 ポケット奥のビニールが丸見えですが、ポケットが閉まって当たる位置に ちゃんとスポンジを貼って保護するようになってました。 これもオリジナルです。
|
ポルシェ社は、西ドイツ・フォルクスワーゲン・ポルシェ社と表記されてたんですね。 by zako
|