FROSCH BLOG

改良部品、対策部品、後期型部品

PA22a5437.jpg

何万点と使われてる部品も、そのつど改良、改善、対策、変更されていくものです。

そんな場面があったので報告を。

996のMTで、クラッチを踏むと、ペダル ~ クラッチまでの動作部分で、

ギリギリ、カリカリといった異音&ペダルへの体感がありました。

クラッチのディスクやカバーは最近交換されてるようなので、

その他の部分と考えられます。

 

 

PA205347.jpg

一番疑わしいのが、このレリーズシリンダー 

ペダルからの油圧を受けて、この油圧シリンダーが働き、

クラッチを切るように動きます。

このシリンダーは、かなり品番変更されていて、わかるだけでも7回変わってます。

日々改良、対策が行われてるようです。

現在は996,997の共通部品で、996品番から、997品番になってますね。

 

 

PA205352.jpg

変更点でわかりやすいのは、プッシュロッドの先端です。

金属から樹脂製になり、径も太くなってます。

初期型金属製は、先端が偏磨耗してました。
 

 

 

PA225542.jpg

さっきのプッシュロッドの先端が押す場所は

このレリーズレバー力点になる穴ぼこです。

金属同士なので、磨耗しますし錆びてしまい、異音を発生させますね。 

 

 

 

PA225436.jpg

すいません、レリーズレバーと言っても??ですよね。

クラッチの中にあり、作用点でクラッチベアリングを動かします。

(ベアリングは画像中央の銀色に丸く見えるパーツです)

996からは、プッシュタイプのベアリングに変わりました。

ベアリングを油圧で押して、クラッチカバーに押し当てます。

993まではプルタイプ、引っ張りタイプでした。


 

 

PA265653.jpg

スリッパみたいに並べてるのがレリーズレバーです。

その下に並ぶのが付属品で、改善前、改善後が並んでます。

 

 

PA225538.jpg

改善前のレバーの支点になる箇所です。

かなり磨り減り磨耗して、ピカピカに光ってます。

受け側は黒い樹脂製ですが、金属のレバーの接触面を磨耗させてしまいます。

光ってる部分の間の、丸いくぼみに注目!

 

 

PA225545.jpg

さっきのレバーの丸いくぼみの部分が、合わさる付近のポッチリ画像です。

ミッションケースにねじ込まれてます。

レバーの穴ぼこに一致するような格好&サイズをしてますが、

実際は合わさらず、役に立ってないパーツです。

なぜ、ここに付いてるかは??です。

 

 

 

PA265656.jpg

さっきのポッチの新旧対決

短い旧型に比べて、新型は長くなってます。

なぜかと言いますと、

 

PA265655.jpg

レバー側の新旧対決でわかります。

左の新型レバーには、穴ぼこだけになってるのわかりますか?

旧型の磨耗する2点支持の受けをやめて、

新型は、穴ぼこでさっきの長くなったポッチで受けて、支点にするように

改善されてるのでした。

 

 

 

PA265666.jpg

こうして、改良してあるパーツを組み込むことで、

ひとまず、異音や違和感は改善されるのでした。

めでたしめでたし。

by zako

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 

 

カレンダー < >

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

最新ブログ記事

記事カテゴリ

月別アーカイブ

ブログ内検索