MTギヤが入らない原因は
77年 911 「ドライブに出かけて、出先でギヤが入らなくなって、 ずっと2速で帰ってきました。 バックで車庫に入るときは、エンジン止めて、バックギヤに入れてから エンジンかけて、勢いで入庫・・・・・」 すばらしい! 急なトラブルにも何とか自力で対処しようとする姿勢、 旧車乗りの鑑です。
|
ギヤが入らなくなった原因を調べますと、 クラッチが切れてないような感じで、 クラッチ踏んでるのに、MT内部のギヤが回ったままのようになってます。 エンジン、ミッション降ろして点検するしかないようです。
|
クラッチ(ワイヤー式)の踏んだ時、違和感のあるフィーリング& クラッチ切れてないような症状だったので、 クラッチベアリングのフォークの不良だと予測してました。 黄色枠の付近の細くなってる箇所に亀裂が起きて ベアリングを引くストロークが足りなくなり、クラッチ切れない現象も経験あります。 でも今回は違うようですね。フォークは正常です。 踏んだフィーリングの違和感もワイヤーが原因で、切れには関係なし。 フォークとワイヤーがMTギヤ入らずの原因ではないのか・・・・・・・・?
|
異常があったのはこの先っちょでした。 MTメインドライブシャフト なんか艶が無く、擦れた感じになってますね。
|
さっきの先っちょが入るのは、フライホイールの真ん中 クランクシャフトのセンターと一直線になるよう入ります。 でもつながってたら直結になってしまうので、 センターは出てて位置決めしてるけど、つながってない状態。 つまりベアリングを介してて、それぞれは空回りするような構造です。
|
その肝心なベアリングが粉々。 滑りがなく、ほとんど直結に近い状態だったのでしょう。 なので、クラッチ踏んで、断続機的には働いて切ろうとしていても シャフト自体が回ってるのでシフトが入らない現象が起きてたのでした。
|
ベアリングを交換して、一件落着。 おそらく新車時から初めての交換でしょうから、36年はもったと言えます。
|
当然クラッチ分解してるので、点検です。 ちょうど、クラッチ板も寿命に近い状態でした。 「クラッチ切れない~」とは一転して、「クラッチ滑ってる~」になる所でもありましたね。
|
クラッチ板の製造年月日は 1992年2月 一度は交換されてるとしても、それでも22年前ですか・・・・・ 今回もこうして修理して復活。 いつまでも長く愛される911、幸せなクルマたちですね。 by zako
|








