FROSCH BLOG

2013年11月アーカイブ

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オイルセパレーターと冷却水漏れの関係とは

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水冷エンジンになった996以降の911

どこかしら冷却水が漏れてくる様子なので点検

 

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見慣れた空冷とは違って、エンジンルームの開口部が狭い上に

ぎっしりと詰まった感じの水冷フラット6エンジン


 

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冷却水タンクはエンジンルーム左端にあります。

水漏れはどうやらエンジンルーム左奥付近

でもここからは全く目視では見えません。

リフトアップしても、漏れてくる直接の箇所はほぼ見えず。

でもなんとか下から調べて、隙間の隙間の隙間の奥に、原因箇所が判明。

エンジン下からの作業は不可能なのであきらめて、

エンジン上からアタックするしかありません。

 

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エンジン、ミッションごと降ろして作業したほうがパーツの交換は

確実にやり易いけど、エンジン降ろすような重い作業は嫌なので、

現状で、目標箇所にたどり着くように頑張ります。

配管がのた打ち回ってて、何が何やらの様相ですね。

 

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エアクリーナーケース、スロットルバルブ、左インマニを外して・・・・

とにかく狭い。 横のスペースが無い上に高さも無い。

気力も無くなりそう ;;

 

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左バンクのインマニを固定してるボルト全部外すのも一苦労どころか

十苦労ぐらい。

 

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ところで、何を換えるべく、目標にして頑張ってるかと言いますと、

新品パーツを見てください。

こんな形をしたプラスチックパーツですが、その名も

オイルセパレーター

エンジン内部から発生した、気体のブローバイガスを冷やして、

一部を液体のオイルに戻してエンジン内に戻してます。

冷やすのに冷却水を使うので、ガス室と冷却水室に分かれてる構造のようです。

プラスチックなもんだから、劣化すると水漏れするのでしょう。

 

 

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これだけ外して、やっと奥の奥に、チラッとオイルセパレーター

頭の部分だけ見えてますね。

ほんと、困った位置に付けたもんだ。


 

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手を伸ばすと、やっと手の届く位置にあり、

これもボルトで固定されてます。

ホースも何本も装着されてます。

全部外します。

 

 

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やっとこさ出てきました。

小さなお人形さんのような姿したオイルセパレーター

手のかかる子ほど可愛いといいますが、

この後、新品パーツ取り付けにもすったもんだあって、

「次回はやりたくない作業」に初登場ながら

上位にランクインさせていただきました。

 

 

PB171602.jpg

この辺りの合わせ面から滲んできてたようです。

ある程度、冷却水温度が上がり圧がかかった状態で発生し、

熱いエンジンの上に滴下するのですぐに乾燥して、

体感的にはちょっとわかりにくい現象が起きていたのでした。

by zako

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鬼が笑う 俺も笑う

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「来年のことを言えば鬼がわらう」

と、言いますが、もうすぐ12月。 

もうすぐ来年。

おかげさまで、今年の追い込みに入ってます。

忙しくて、何がなんだかで、逆に笑っちゃう感じになってる今日この頃。

 

2013年カレンダーの最後12月は、真っ赤なパナメーラ。

 

PB222002.jpg

ショールームは、クリスマス。

街もクリスマスムード一色。

この季節、なぜかいろんな意味で焦ってくるなぁ・・・・;

 

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2013年のカレンダーのタイトルは、MEGA CITY 

 

PB221995.jpg

2014年は Art in Motion

 

PB222000.jpg

フロッシュにて、絶賛販売中。

Art in Motionだけに

カレンダーと言うより、絵画的、芸術的、デザイン的、ポスター的な

お部屋のお洒落アイテムとしてどうですか?

税込み 5,500円

 

 

nenngajyou2_01.jpg

そして、来年の年賀状デザインもできた!

2014年元旦をお楽しみに。


そう言えば、先日車を預けて帰ったTさんんは、車を引き取りに来るのは

来年になると言うことで、

「よいお年を~~」って言葉を残して行ったなぁ;;

by zako

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 
 
 
 

 

ファンレジスター(抵抗器)の接点 

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すっかり 紅葉してる近くの法華山

少しテストドライブ~♪

急に寒くなったので、各地で綺麗な紅葉が見れることでしょう。

 

 

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暑かったり、寒かったりしたら空調ファンは正常に動いて欲しいものです。

ポルシェ930の助手席足元裏には、ファンモーターの回転速度を変化させる

ファンレジスターが隠れています。


 

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構造は簡単です。

抵抗値の違うコイルがあって、どれに通電するかでファンの回転速度も変わります。

これが悪くなると、何段階かあるファン回転がおかしくなる現象がおきます。

 

asqsqqsq.jpg

抵抗器なので当然熱を持ちますね。

熱を持ったままだと危険で、火災にもつながるので

安全装置も付いてます。

普通では接点開いてるけど、熱を持つと接点が付いて直結することで

コイルの発熱を防いでます。

逆に過剰な熱を持つと接点が開き、通電を止めるタイプもありまして・・・・

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964や993にも抵抗器、レジスターは使われてます。

エンジンルームのヒーター補助ファンの抵抗器です。


 

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エンジンルーム、ヒーター補助ファンは

低速、高速の2段階の回転速度に制御するので、このようなレジスターが使われてます。

左が故障パーツ、右が新品。

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これにも同じように、熱で接点が開く安全装置が付いてますが、

画像のように開いたままになってます。

これでは正常なファン回転はしてくれませんね。

原始的な装置ではありますが、ブラックBOXの集積回路のようではなく

目視で点検できて、簡単に直せる部分が残ってるのが旧車のよいところです。

by zako

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 

 

バッテリー弱体化、犯人は・・・・

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バッテリーがよく上がる現象。

2~3日の放置で上がってしまう、もしくは弱くなってしまう。

何が原因かよくわからない?・・・・

 

 

PA114627.jpg

調べてみると、トランク内のランプが点灯してます。

普通は、ボンネット開けると、ランプが付くようになってます。

 

 

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前期型964は、ランプ横付近にプッシュタイプのスッイッチが付いてます。

 

後期型964は、ロックのところにスイッチが付いてて、ロック状態になると

ランプが消えるようになってます。

でも、この後期型は強制的にロックだけさせてチェックしてもランプは消えませんでした。

 

 

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つまり、ボンネット閉じてても、中でランプは点灯したまま。

バッテリーは消費されていきますね。

何がそうさせてるのでしょう?

スイッチが悪いのか? 

ランプ類を統括して制御してるコントロールユニットが悪いのか?

はたまた、全部私が悪いのか?

 

 

 

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ランプレンズを外してみます。

単純です。電源線とアース線。

 

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よ~~~く、観察してみると、端子の根元の

絶縁ゴムカバーに破れてるような箇所が・・・・・・・

 

 

 

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ボンネットの裏のランプが入る穴をのぞいてみます。

奥から配線が出てきてるだけ。

でもでも、でもでも、

 

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中に、もう一枚鉄板があるのが見えますか?

この鉄板と端子の破れの箇所が一致しますね。

この鉄板にアース線が接触して、破れると短絡状態になり

ランプが点きっぱなしになるのでした。


 

CIMG6638.jpg

わかってみると単純な原因ですが、偶然的?奇跡的?必然的?な位置関係で

こんなことになってしまうんです。

上記画像も昔同じ現象が起きてたと思われる他車のランプ端子を発見

対処法? 

何らかの原因で、逆にはめ込まれたランプを正規の取り付けに戻してあげるのです。

ランプを180度反対にはめ込むんです。

反対側には意地悪な鉄板は居ませんからね。

by zako

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

RSR 購入計画

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PORSCHE 911 Carrera RSR

歴代ポルシェの中で、もっともスタイリッシュでかっこいいと

言われてるモデルです。

 

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本物買えるわけなないので、ラジコン買っちゃいました。

TAMIYAから発売された、新商品です。

http://www.tamiya.com/japan/products/57866porsche911_carrera_rsr/index.htm


 

PA310227.jpg

1973年、イタリア・シチリア島で行われた伝説の公道レース 

タルガフローリオを制したマシンで有名な ゼッケン8番

 

 

リアルに作られてますが、

でも、何か変な感じ・・・・・・・・・・・



 

 

 

 

Porsche-911-RSR.jpg




 

 

 PB010410.jpg

ホイールが変なんだ。

この前も話題にしたフックスホイールが、未完成のまま。

購入者が最後に手を入れる部分を残してくれてたのか?

さっそく分解してペイントしました。

 

 

 

 

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雰囲気良くなりましたね。

斜め後ろから見たスタイルが最高にかっこいい!

ダックテールも素敵やし♪

 

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ラジコンですから、ポリカーボネイトのボディーがかぶってるだけだけど

すごくよくできたボディーラインです。

 後ろに写る 89ターボのフックスホイールと記念撮影。

 

 
 

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997GT2クラブスポーツとも記念撮影。

ラジコンなので、おもてでバンバン走ります。

修理待ちの間に走らせてあげてください。

電動なので、音が無いのが寂しいけど、

 

 

 

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その時は、横でこのRSRのエンジンをかけて、コラボレーションしちゃいましょう。

3.2Lのウェーバー46φキャブエンジンの迫力あるサウンドが響きます。
 

 

P9293721.jpg

この販売車、72,RSRを購入された方には

TAMIYAラジコンRSRをもれなく、プレゼント!(笑)

http://www.frosch911.jp/2013/11/-frosch-1.html

by zako

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

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