燃料ポンプ固着不動交換だけでは済まないよ (porsche993) 患者のカルテ年式1990モデル 964症状 エンジン始動不良修理内容燃料ポンプ交換ほか、掃除が大事 2018年 3月 20日 最近 ぐっと増えた復活の仕事何年も乗ってなかった車を復活させたいと言う依頼が増えてます。5年、7年 10年放置ってことも。 いきなりバッテリー繋いでエンジンかけようとするのは絶対にやめてください。オイルは下がりきってるし、燃料系はまずダメです。順番にチェックしてから悪い箇所を直していきましょう。燃料タンクの中を見るのが一番怖いですね。フューエルゲージユニットを抜いて中の確認です。 あー、中に粘着物質が溜まってます。揮発分が無くなって、濃いのだけ残った感じ。 まるで鍾乳洞の様相に・・・・・・・・・ タンクの底はもちろん、ゲージユニットの中もえらいことになってました。 燃料ポンプは当然交換です。 燃料のリターン経路の配管も詰まってます。掃除しないままではまともに走れません。 燃料キャップもえらいことに。なにか繁殖してるようだ・・・・・しかし、すごい絵図らばかりです。御飯中の方、ごめんなさい。 燃料噴射インジェクターも詰まって固着してることがあります。クリーニングしてあげましょう。ちなみに新品は一本4万するようになりました。 油脂類全部交換必須。タペット調整は最低限行いたい。ブレーキ関係リフレッシュが必要な場合もあるし、その他装置がちゃんと働くか点検もお忘れなく。 もちろんタイヤは交換です。久々の復活ドライブには必須でしょう。長年の眠りから復活して走りだすクルマたちポルシェって幸せものですね~by zako