最近　連続して修理した気になる症状です。
窓枠周辺にサビが出てきちゃいます。

 

前後の窓枠の下側付近に、こんな感じでサビが出ることがあります。
これは結構、大きく病巣が広がってきてる様子です。
これならすぐに気が付きますね。

困るパターンが、普通にガラス交換しようアウターのシールを切除したときなんかに
その下から出てくる、予期せぬサビ！

矢印の線が、モールに隠れるまでの境界線。
中で密かにサビが出てきてるパターンは一番最悪です。
ガラス交換するだけだったのに、見てしまった以上、サビを処理して
防錆＆塗装しないと次に進めませんね。
 

これもモールの境界線の中
モールの中は湿気が抜けない・・・・・

けっこう深くまで浸潤してます。
サビの無い鉄板部分まで削ると、穴が空くぐらいになることありますよ。

 

ダッシュ付近で穴が開くほどになると、そうとう分解していかないといけない場合も・・・・
思った以上に手間のかかる作業です。

窓枠全周に渡ってなんてこともあり、被害は甚大です。

フロントだけでなく、リヤガラス下でも起こります
水の溜まるような箇所で、シール不良だとサビが進行しますね

９３０や９６４は本来、はめ込みガラスで、アウターシールは接着されてません。
隙間があると水が溜まることもあります。
雨漏れ防止を兼ねて、コーキング剤で埋めてしまうことが多いですね。

これは993のガラスアウターモールを浮かしたところ。
ガラス周囲の溝レールにはめ込まれてるだけの化粧モールです
簡単装着で基本的に水の浸入は防いでいません

 

何気なくはがしてみると・・・・・・

痛恨の一撃 を食らっちゃいました

中に溜まった水のせいで錆が大量発生

 

この深くて狭い溝の中の錆を完全に除去するのは、このままでは不可能です。
貼り付けガラスを、一度外して完全処理するか、とりあえず錆チェンジャーなる液体を注入して
錆を不活性化させるようにするか、選択肢はありますが、長い目でみるとやはり
やれるだけの処置は施してあげたいものですね。