エンジン始動不良&走行中ならエンスト (porsche 964turbo) 患者のカルテ年式1991年モデル 964 turbo2症状 エンジン始動不良 エンスト修理内容 ブーストスイッチ交換 2009年 8月 19日 急なエンストって不安ですよねー。点火系、燃料系、電装系、原因はいろいろあるけど飛行機なら命取り。地面の上だから助かるってな話です。 ターボ2ですが、走行中に突然エンストしてしばらくエンジン掛からない状態が出ました。再現性が乏しくよくわからないんです。とにかくいろんな原因が考えられますからね。 数日して移動させようとしたらエンジンがかかりません。「今のうちだ!」と原因を探ります。ポンプの作動を1番に疑ったのが正解で、動いてないのが確認できました。 ポンプの作動にはフューズ、リレー、コントロールユニット、センサーなどいろんな箇所のチェックが必要です。結局コンピューターに燃料カットの信号が入ってることがわかりましたのでその元をチェックですね。 エンジンの上のインタークラーに並ぶセンサー類です。チョコと見えるはオーバーブーストスイッチで、加給圧が上がりすぎた時にOFFすることで、コンピューターに燃料カットをさせるんですね。 エンジンが始動しない時は導通がありません。コツンとショックを与えた瞬間導通が復活しました。内部不良ですね。信頼性確保のためにもスイッチ交換でしょう。 この細いアース線も重要で、インタークーラー本体のアース線なんですが、これが切れたり接触不良を起こすと、センサーのアースが取れずに作動不良してしまいますよ。ちなみに赤いセンサーはブーストメーター用です。930から993まで同じ物なんです。 スイッチセンサーですが、通常は導通ありです。このあとも断線の症状は確認できませんした。が、パーツは新品に交換です。いつ症状が出るかわからず怖いですからね。 24mmのスパナで交換できます。アルミパッキン入ってるので締めすぎには注意です。