2015年1月アーカイブ

ポルシェにゴムひも? 

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縁があって珠玉のナローの整備をいたしました。

73年最終のナローです。

14000kmしか走っておらず、新車当時の姿をそのまま残した、

資料としても貴重なナローです。

 

 

 

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どこもかしこも素敵な状態を保ってるということで、

記録として残しておこうと思う箇所があります。

案外知られていないのですが、名車ポルシェであるにもかかわらず

ゴム紐 がパーツとして使われてるところがあります。

ドアのポケットでゴム紐を使ってるんですよね。

 

 

 

 

 

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開閉式のドアポケットの牽引ゴムが見える箇所です。

1本のゴム紐でポケットを引っ張り閉じるようにしてあります。

 

 

 

 

 

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今でも純正パーツで入手できます。

19番 ゴム紐・ラバーストラップ

20番 ラバーホルダー

 この図では、通し方などの状態はわかりません。

 

 

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そのラバーホルダーとゴム紐の通し方、付ける位置が

新車時はどうなってるのか?以前疑問に残りました。

ドア周りを整備された後に間違った取り付け方される可能性が高く、

オリジナルの状態がわからなくなってしまったりします。

ポケット側の2箇所の穴に対して、ゴムの通し方、ホルダーの止める位置などがです。

このナローは新車からこの辺は未整備なので、誰も触ってません。

工場出荷のままと判断できます。

なので貴重な資料として残しておくのが義務と思いました。

整備書には正しいゴム紐の通し方なんて載ってないはずですから。

 

 

 

 

 


前方の穴にに対しては、ドアパネル奥側の穴を通って出てきて、

ポケットの上の穴に入り、ホルダーで止めて、あまった紐は下穴に。

 

 

 

 


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後ろ側は穴は横に並んで開いてまして、後ろ側の穴から出てきた紐に

ホルダーを通して、あまった紐は横の穴入れてOK。

ホルダーでゴムの強さを調整してポケットの閉まり具合をあわせます。

べつに、ホルダーをどこにしても止めれます。

なんなら見えないように裏側に隠すこともできますが、

一応これがオリジナルと言う事でいいのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

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ポケット裏から診るとこんな感じです。

 

 

 

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ドアパネルの内側には、雨漏れ防止フィルムが貼ってあります。

これが無いと水が室内にどんどん入ってきてしまいますよ。

ポケット奥のビニールが丸見えですが、ポケットが閉まって当たる位置に

ちゃんとスポンジを貼って保護するようになってました。

これもオリジナルです。

 

 

 

 

 

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1973年当時

ポルシェ社は、西ドイツ・フォルクスワーゲン・ポルシェ社と表記されてたんですね。

by zako

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 

 

今年最初の整備日誌更新

 

煙幕不要 ボンドカーじゃないんだから  (porsche996)

 

2015年 今年最初の 「ザコちゃんの整備日誌」 を更新しました。

是非みてください。

 

 

 

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ショールームには、84年 カレラ 3.2

オリジナル重視の貴重な1台が。

新車当時の姿を残す、歴史的資料的価値のある固体だと思います。

一生大事にしてくれる方にお譲りしますよ^^。

by zako

 

 

 

 

 

 

 

 

ティプトロノブ横の落とし穴

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964,993のティプトロのシフトノブの横に落とし穴。

 

 

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穴だけならまだしも、何やらボロボロのスポンジが見えたりして。

ちょっと高級感に欠けるし、美しくない。

 

 

 

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そう思ったら、パーツ交換しましょう。

シャフトの下にあるスポンジマットの交換です。

画像のは、表面だけ剥離してる。

まだ形が残ってるだけマシなやつです。

センターコンソールを全部外して、差し替えるだけ。

 

 

 

 

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新品のふかふかスポンジ

3000円ほどのパーツでリフレッシュ間違いなし。

 

 

 

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落とし穴は無くなりました。


 

 

 

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ティプトロのノブは、センターのプッシュボタンをくるくる半時計回りで緩めはずし、

あとはノブを引っこ抜くだけ。

革の縫い目の方向は前後に合わせよう。

中心のプッシュロッドは6角形。組み付け時には合わせて入れましょう。

by zako

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 

 

FROSCH 祝 3周年記念

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今日 1月15日は フロッシュの誕生日

3周年記念日でした。

人に言われて気が付いた・・・・・ 

そんな調子で2015年もあっという間に過ぎていき、

4周年記念日を無事に迎えられる事を祈りつつ頑張ります。

応援してくださる皆さんに感謝です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

          

 
 
 

 

小さいポルシェクレスト

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おなじみのポルシェクレスト 

見慣れたカラーと、モノクロタイプと。

ボンネットに付いてるやつかと思いますよね?

 

 

 

 

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ところが、1円玉と比べたら驚きの小ささです。

ちゃんと STUTTGARTと読めるマイクロ文字がすごい。

カラーとモノクロでは、あごのラインが少し違うのが特徴的です。

この小さなクレストを何に使うのかと言いますと。

 

 

 

 

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新品の「キーヘッド補修用クレスト」 なのでした。

よく抜け落ちて無くなってしまいます。

今のところ両タイプとも新品供給されてるので修理可能です。

 

注意① 新旧タイプは溝の形状がちがうので互換性はありませんよ。

注意② 現在、新品キーヘッドASSYで供給されるのはカラータイプのみです。

 

 

カラー ¥1566   モノクロ ¥1242

by zako

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 

 

やめられないシートヒーター

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ポルシェのシートにはオプションでシートヒーターが付きます。

古くは930の時代から装備されてますよ。

ヨーロッパ仕様や、カブリオレ系のシートにはほとんど付いてますね。

一度味わったらやめられないのがこのシートヒーター。

この冬の冷たい革シートでも、瞬時にお尻に優しい温もりを与えます。

 

 

 

 

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シート座面横のスイッチ郡の中に、シートヒーターのスイッチも。

ON-OFFのシーソースイッチと、その中央に強弱調整のダイヤルが

埋め込まれたタイプのスイッチです。

 

 

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各シート裏側には、コントロールユニットが付いてます。

これが悪くなると制御がうまく行かず、故障の原因になるようです。

電気流さなかったり、流しすぎたり・・・・

 

 


動画のように、ヒーターに送る電気は、コントロールユニットによって

0~12Vを繰り返します。

ずっと12Vだとあっちっちになるので、間欠で制御して、熱さを変化させてますね。

先ほどのスイッチの強弱ダイヤルを回すと、この間隔がかわります。

0Vの時間が長いほど温もらないというわけです。

動画の感じだと、ほとんどまったく温かくはなりません。 

けっこうデリケートに変化しますね。

 

 

 

 

 

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ヒーター効かない原因はどうやら革の下のヒーターエレメントのようです。

全部バラシてショートや断線を点検しないといけません。

 

座面と座面サイドと背もたれの3枚が入ってます。

3枚のエレメントが直列接続で1本ものになる構造です。

 

 

 

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ヒーターエレメントは、スポンジマットで挟まれてる中に熱線が内蔵されてまして

1枚5万円近くするパーツなんですよ。

原因が良くわからないのにおいそれと交換するわけにはいきません。

表皮と合わせて縫い合わされてるので、糸をほつらないと分解できませんでした。

 

 

 

 

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マットに挟まれてる熱線はくねくね。

表面積を稼いで、温まるようにしてます。

表皮革と縫い合わされて、断線しないの?と不思議ですよね?

 

 

 

 

 

 

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縫っても大丈夫な理由は、細い線を束ねて1本の熱線にしてるので

針と糸が通っても、画像のように穴は開くけど断線しないようになってるんですね。

 

 

 

 

 

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今回はなんとか、パーツ交換せずに直すことができました。

温度も上がってるようですし、冬でもぬくぬく、お尻も喜びます。

by zako

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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あけましておめでとうございます!

本年もよろしくお願いいたします

 

2015年、平成27年、新しい年号に慣れるのにしばらくかかりそうな1月。

あっという間に正月休みも終わってしまい、

フロッシュは初日から996でにぎわっております。

うちでは新型車のような扱いですが、1998年の初期型でも18年目に入ろうとしてます。

NEW911の964カレラ4が新発売された平成1年からは26年が過ぎちゃいました。
 

今年も、空冷水冷問わずこれからも大事にされていく愛車のために

尽力させていただきますので応援お願いします。


by zako