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ブレーキングお知らせホーン  (porsche986)

 
患者のカルテ
年式1998年
モデル 986 Boxster
症状ブレーキ踏むとホーンが鳴る
修理内容 ホーンプレート調整、修理や交換

 

2010年 8月 1日
 
ある春の暖かい日、走り出してブレーキ踏むとホーンが勝手に
「ぷーーーーーー」って。加速すると鳴り止んで減速したら
「ぷーーーーーー」。なんじゃこりゃ?
今年一番の暖かさでクルマもボケたかな?

 
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とりあえず、ホーン鳴るのはヤバイので、手でエアバックを
引きながら走行しました。
ボクスターにもステアリングには大きなエアバックが付いてます。

 

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ちょっと触るだけでホーン鳴って煩いのでフューズ抜いたらいいですね、パーツが入荷するまで。
ボクスターや996のフューズBOXは運転席左足元にあります

 

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B3という位置がホーンフューズ。

 

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ホーン接点の不良と判断できるのでエアバック外して点検です。エアバックを外すのはバッテリーをカットした状態で数分放置してからです。でないとトラブルが起きたと判断してエアバック警告灯が点いてしまします。そうなると専用診断テスターでしか消去できなくなってしまいますからね。ステアリング裏左右2箇所の穴にトルクスレンチを入れて緩めます。

 

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それだけで重いエアバックが外れてまして、コネクター1本抜くだけです。エアバックは誤爆防止に細心の注意が必要なので専門店での整備をお勧めします。

 

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銀色のエアバック固定&ホーンコンタクトスイッチを兼ねるアルミ製のプレートが見えます。ホーン配線が1本刺さってます。プレートはえ4隅にボルトで固定され、そこに4箇所のホーン接点があります。
エアバックはこのアルミプレートに固定されてまして、エアバックを押すとプレートが押込まれてスイチングする構造です。

 

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ボルト固定部にはゴムブッシュが付いています。アルミプレートが数ミリ前後に動くようになてます。

 

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この小さい点がホーンの接点。このクルマの場合、隙間が0.5mm以下になってます。そりゃブレーキ踏んだり減速しただけで重いエアバックにGがかかるのでプレートごと前に移動してスイッチしてしましますよ。

 

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特殊なボルトを外します。17mm頭です。

 

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プレート外したあとです。ホーン接点がここ以外に3箇所、計4箇所あります。下のボルトはエアバック固定ボルトで、裏からレンチ挿して回します。

 

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丸いゴムブッシュ。たわむことでプレートが移動するようになてます。ちょっと頼りないですよねこれじゃ。切れてるんじゃないです。3ポインテッドスター、ベンツマークのような接続です。

 

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ちょっとわかり難いけど、新旧比べるとほんの少~しブッシュの位置が違います。古い方が接点隙間狭くなる方向にへたってるんです。&陽気のせいでゴムが柔らかくなりホーンが勝手に鳴りまくりの焦りまくりだったんですね。

 

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ブッシュとの隙間を調整するか、加工するかして、直らなければ
プレートは交換します。ブッシュも硬くしっかりしてるように感じます。怖い車に意思とは関係ないホーン鳴らして殴られること考えたら安いもんですわ。

注意点は、993の途中から品番変更されてて、初期型パーツが
もう入手できません。
アルミプレートの形状が変更になってるので、後期型プレートに
初期型エアバックの形状が合わなくおさまりません。
なのである裏技を使って直す必要があるんですよ。


 

 
 
 
 
 
 
おだいじに!