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ファン騒音迷惑防止条例違反 (porsche993)

        
患者のカルテ
年式1994年
モデル 993carrera
症状 ファン回転不調
修理内容 レジスター交換

 

2010年 5月 6日
 
「左前のエアコンコンデンサーファンがけっこう大きな音をたてて回っていますが正常ですか?」

 答えは正常でもあり正常でもないかも。です。
 ここのファンは低回転と高回転2段階で回転します。
 通常は低回転し、エアコンガス圧が上がると高回転します。
 つまりエアコンONにして直ぐは低回転で回っているはずです。
 (ガス圧が上がるまで時間がかかりますし、気温、ガス量によっては高回転しない場合もあります。)
 低速で回っていなければファンレジスターの故障が考えられます。
 
高速回転する騒音が大きいだけでなく、システムの圧力が高くなってる証拠なので、各所に負担をかける原因になりますよ。


 
 993fan1.jpg
 
 

左タイヤ前にエアコンコンデンサーが入っています。
エアの排気はバンパー下側からしてますので、ファンの作動は手をかざせば確認できます。

 

 993fan2.jpg
 
 

フェンダーインナーカバーを外します。
ビス8箇所。
ちょっとコツがいりますが文章では説明しにくいなぁ。

 

 993fan5.jpg
 
 

コンデンサー上部の裏側に隠れています。

 

 993fan6.jpg
 
 

これが外しにくいんですよ
4mmの6角レンチと器用な指先が必要です。

 

 993fan7.jpg
 
 

中心にボルト1本だけ。

 

 993fan9.jpg
 
 

かなりの頻度で壊れますので対策品に変更になってますが、最終97年993でも旧型が付いています。
(本体から出てる線が1本に見えるなら後期パーツ)
左が対策品、右が旧型品。
配線の取り付けが違いますね。

 

 993fan10.jpg
 
 

裏側です。
対策品はシールしてあり防湿気対策済みです。
旧型は石膏剥き出しで水が染み込み内部のコイルが錆びて断線します。
このパーツはオイルクーラーにも使われており同症状が発生します。
964は車体構造の違いで故障しにくいようですが、全く同じパーツを使っています。
画像のように割れてしまってることありますし、いまだに新車
当時から交換されてないのも見ます。 驚き。

 

 993fan11.jpg
 
 

取り付けは倍やりにくいですが、喜ぶオーナーさんの顔を思い浮かべ頑張るのみ。
配線挿して、回るか確認して出来上がり。

 

 
 
 
 
 
 
おだいじに!